朝乃山、痛恨の逆転負け 因縁の時疾風に屈し4勝3敗

大相撲夏場所7日目は5月16日、東京・両国国技館で行われ、東前頭10枚目の朝乃山は、西前頭12枚目の時疾風(宮城県出身・時津風部屋)に寄り倒しで敗れた。痛恨の逆転負けで3敗目を喫し、通算成績は4勝3敗。目標として掲げる2桁勝利(10勝)に黄信号がともる、手痛い黒星となった。

先場所の雪辱を誓う因縁の相手に対し、立ち合いからすかさず自身の絶対的有利な形である「右四つ左上手」の体勢を狙いにいった朝乃山。しかし、肝心のまわしをしっかりと引くことができないまま、不十分な体勢で強引に前へと寄って出たことが、結果的に裏目に出てしまった。

土俵際まで追い詰めたものの、しぶとい時疾風に起死回生の巻き替えを許してしまう。あっという間に「もろ差し」の体勢を作られると、形勢は完全に逆転。そのまま一気に後退させられ、最後は相手に体重を預けられる形で無念の寄り倒しとなった。

目標達成へ向けてこれ以上星を落とせない8日目は、東前頭8枚目の欧勝馬(モンゴル出身、鳴戸部屋)と対戦する。前日の展望でも触れた通り、中日(なかび)の相手は現在4連勝中と勢いに乗る元学生横綱の難敵だ。焦りを捨てて冷静に得意の形を作り上げ、連敗を阻止して再び白星を先行させたい。

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