朝乃山、執念の突き落としで連勝!尊富士を下し4勝1敗

大相撲秋場所(両国国技館)5日目の9月17日、東前頭6枚目の朝乃山は、東前頭8枚目の尊富士(青森県出身、伊勢ケ浜部屋)を突き落としで破り、見事な連勝で通算成績を4勝1敗とした。

先場所の雪辱を期す因縁の対決は、土俵際での執念と経験値が光る逆転劇となった。立ち合いから果敢に攻め込んだ朝乃山だったが、実力者の尊富士に右上手を許してしまい、一転して苦しい体勢に追い込まれてしまう。しかし、絶体絶命のピンチでも元大関の相撲勘は研ぎ澄まされていた。相手の強烈な投げを驚異的な腰の重さでしっかりとこらえると、土俵を広く使って相手の圧力を巧みに逃がす。前のめりに体勢が崩れた一瞬の隙を見逃さず、鮮やかな突き落としを決めて激戦を制した。

自身の絶対的な形を作れずとも、勝負強さを発揮して大きな白星をもぎ取った価値ある一番。連勝の勢いに乗って迎える6日目は、西前頭8枚目の平戸海(長崎県出身、境川部屋)と対戦する。過去4戦全勝とデータ上の相性は圧倒的に良い相手だ。この日の粘り強さと勝負勘をそのまま土俵にぶつけ、動き回る小兵の速攻をどっしりと受け止めてから得意の右四つへと持ち込み、一気に3連勝を飾りたい。

報告する

関連記事一覧