
大相撲秋場所(両国国技館)がいよいよ9月13日に初日を迎える。
日本相撲協会は11日、取組編成会議を開き、東前頭6枚目の朝乃山の序盤戦の対戦相手を発表した。
初日は西前頭6枚目の一山本(北海道出身、放駒部屋)、2日目は西前頭7枚目の錦富士(青森県出身、伊勢ケ浜部屋)と対戦することが決まった。


初日に顔を合わせる一山本は、朝乃山にとって特別な思い入れがある相手だ。本場所での対戦は、朝乃山が左膝に大けがを負った2年前の名古屋場所4日目以来となる。
三段目からの過酷なリハビリと再起を経て幕内へ戻ってきた32歳の元大関にとって、同学年で普段から仲の良い一山本との対戦はまさに待ち望んだ舞台。「本場所で闘う日をずっと待っていた」と感慨をにじませており、過去2勝1敗とリードする相性の良さでまずは白星発進を狙う。
続く2日目の錦富士は、近畿大の後輩にあたる実力者。対戦成績は2勝2敗の五分となっており、後輩相手に元大関の力強い相撲で貫禄を見せつけたいところだ。
初日に向けた調整に余念はない。10日には伊勢ケ浜部屋へ出稽古に赴き、大関昇進を目指す関脇熱海富士や新小結伯乃富士ら活きの良い若手と約25番もの猛稽古を敢行した。「勢いに乗っている人と稽古できたのは良かった。今場所こそは2桁勝利したい」と手応えと強い意気込みを語っている。
東京都墨田区の高砂部屋では紫色の締め込み姿で汗を流し、心身ともに充実した状態で迎える秋場所。2桁勝利という高い目標に向け、初日からのロケットスタートで国技館を熱く沸かせてくれることに期待したい。

