
朝翠龍11勝4敗で新入幕確実!朝乃山・朝紅龍9勝!
令和8年7月名古屋場所は、昨年から新会場となったIGアリーナにて7月12日(日)初日の幕を開けました。両横綱が序盤戦から崩れる中、大関復帰を目指す安青錦が痛みが残る足のけがを抱えながら抜群の集中力で巴戦の優勝決定戦を制し、大関復帰と3回目の幕内優勝を勝ち取りました。
高砂部屋一同も奮戦し、東十両筆頭の朝翠龍が11勝4敗の成績で優勝決定戦に進出。優勝こそ逃しましたが来場所からの新入幕を確定させました。幕内の3人は10枚目朝乃山が10日目まで優勝争いに加わる好成績でしたが、後半戦失速して9勝6敗。16枚目朝紅龍は13日目に勝越しを決めての9勝6敗、12枚目朝白龍は9日目に7敗と心配されましたが、その後踏ん張って7勝8敗と一つの負越しで終えることが出来ました。これで、9月秋場所では幕内の土俵に4人の関取衆が顔を揃えることになります。
幕下では、21枚目長内が5勝2敗と勝越し5人目の関取昇進へ歩みを進めます。最高位が5枚目で幕下優勝の経験もある長内、脚のケガもあり20枚目前後で番付を上下していましたが、久しぶりに15枚目以内に戻ってきそうです。相撲のうまさには定評があり早い攻めの相撲が増えてくると関取への夢も広がってきます。22枚目朝ノ龍は脚のケガのため途中休場、2勝5敗の成績に終わりました。こちらも最高位は4枚目で、関取昇進目前までいきながらケガ続きで力を発揮できずにいます。ケガを治し、持ち前の速攻相撲が花開くときを期待したいところです。
三段目では、2枚目朝玉勢が5勝2敗で幕下復帰を確実にし、14枚目朝興貴、68枚目砂坂、78枚目朝走雷が4勝3敗の勝越しでした。序二段では27枚目朝昴、31枚目朝東、39枚目朝阪神が4勝3敗の勝越し、54枚目朝力丸が5勝2敗の成績を上げ、88枚目の朝翔が6連勝まで星を伸ばしましたが、惜しくも最後の一番に敗れ自身初の7戦全勝はなりませんでした。出場23人中13人が勝越し、まずまずの成績で名古屋場所を終えました。

朝勝令断髪式
朝勝令が名古屋場所限りで引退することになり、千秋楽の日に断髪式を行いました。朝勝令は一宮市出身で、15歳で入門。小柄な体格ながらコツコツと稽古に励み、部屋の仕事や付人にも真面目に取り組んでいました。そんな姿勢が認められ、部屋とも関わりのある地元名古屋の会社に就職が決まり、第2の人生を歩んでいきます。今後も千秋楽パーティー等でスタッフとして顔を見せることもあるかと思いますので、その節はお気軽に声をかけてあげて下さい。

朝勝令改め野田令志氏

