
大相撲名古屋場所(IGアリーナ)は7日目の7月18日、元大関で東前頭10枚目の朝乃山が、西前頭11枚目の御嶽海(長野県出身、出羽海部屋)を上手投げで破り、破竹の4連勝を飾った。序盤の連敗から見事な立て直しを見せ、通算成績を5勝2敗と白星を大きく先行させている。
注目の元大関同士の対決は、意地と意地がぶつかる激しい攻防となった。取組の中盤、御嶽海に差し手を入れ替えられそうになる場面もあったが、朝乃山は下半身の粘りを生かしてしっかりと耐え抜いた。そこから自慢のパワーで相手をぐいぐいと力強く起こしていくと、最後は強烈な左上手投げを一閃。地力の違いを見せつける豪快な決まり手で、大きな1勝をもぎ取った。
勢いに乗って場所の折り返しを迎える8日目(中日)は、東前頭15枚目の阿武剋(モンゴル出身、阿武松部屋)と激突する。幕内では初顔合わせとなる若手力士だが、この4連勝で取り戻した本来の相撲の感覚と自信を胸に、盤石の四つ相撲でさらなる連勝街道を突き進みたい。

