朝乃山、藤青雲を押し出し勝ち越し王手!圧巻の3連勝で7勝3敗

大相撲夏場所10日目は5月19日、東京・両国国技館で行われ、朝乃山は、西前頭6枚目の藤青雲(熊本県出身・藤島部屋)を押し出しで破った。今場所初の3連勝を飾り、通算成績は7勝3敗。勝ち越しに王手をかける大きな白星を挙げた。

先場所の初日に苦杯をなめた相手に対し、見事な雪辱を果たした。立ち合い、朝乃山は迷わず鋭く踏み込むと、すかさず狙い通りに得意の右を深く差し込む。そこから強烈な右のはず押しで藤青雲の上体を浮かせると、反撃の糸口を失った相手はたまらず横へと動いて逃れようとした。

しかし、連勝で完全に勢いに乗る元大関は冷静だった。横へ動く相手を決して逃がすことなく、そのまま厳しく前へ前へと攻め立てて一気に土俵の外へ押し出した。前日の千代翔馬戦に続き、相手に自分の相撲を全く取らせない「圧勝劇」で館内を沸かせ、盤石の強さを見せつけた。

給金直し(勝ち越し)を懸ける11日目は、東前頭15枚目の翔猿(東京都出身、追手風部屋)と激突する。前日の展望でも触れた通り、翔猿は10日目を終えて8勝2敗と既に勝ち越しを決めており、優勝争いにも絡む絶好調の難敵だ。3連勝の圧倒的な勢いと自信をそのまま土俵に持ち込み、曲者を退けてまずは勝ち越しを決め、目標の2桁勝利へ力強く突き進みたい。

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