令和5年1月場所を振り返って

朝乃山十両優勝!

令和5年1月場所は、年明け早々の1月8日(日)から両国国技館にて開催されました。
久しぶりに観客数制限なしで開催され、平日でも満員御礼が出る盛況のうちに22日(日)に無事千秋楽を迎えました。
横綱照ノ富士休場という寂しいスタートでしたが、西十両12枚目の朝乃山が初日から快調に白星を積み重ね、幕内取組以上に注目を集めていきました。惜しくも全勝優勝は逃しましたが、14勝1敗で見事に十両優勝を飾り、復活を待ち望んでいた全国の大相撲ファンならびに関係者一同の期待に応えることができました。

朝乃山十両優勝

幕下では、石崎が西の筆頭と今場所での関取昇進が大いに期待されましたが、残念ながら負け越しに終わり再挑戦となります。次回こそは壁を打ち破ってくれるものと期待されます。38枚目の長内と50枚目の朝興貴、52枚目の朝玉勢が勝越し、関取昇進へ向けての歩みを進めることができました。朝乃若は、まだまだ本調子とはいきませんが、ようやく少し力がだせるようになってきましたので、来場所から関取復活へ向けて上昇していけるものと期待されます。
三段目では、朝弁慶が久しぶりに湘南の重戦車ぶりを発揮して6勝1敗と勝ち越すことができました。膝の具合と相談しながらの土俵ですが、もう一花咲かせたいところです。86枚目の朝大洞が勝越しましたが最後の一番はインフルエンザに罹り不戦敗となってしまいました。序二段では、46枚目の朝虎牙が6勝1敗の好成績で三段目復帰を確実なものとし、43枚目朝翔が4勝、48枚目朝東と84枚目朝走雷が5勝を上げました。
また、1月場所では、久しぶりに千秋楽打ち上げパーティーを開催することが出来ました。予想以上のお客様にお越しいただき、お食事等行き届かない点があったこと深くお詫び申し上げます。しかしながら、実際にお会いして大勢の皆様とお祝いできたことは大変有意義なことだと再認識致しました。誠にありがとうございました。5月場所以降も同様に開催できる見込みですので、皆様により喜んで頂けます様、準備していく次第です。今後ともよろしくお願い申し上げます。

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