
大相撲夏場所12日目の取組が5月20日発表され、朝乃山は、東前頭13枚目の琴栄峰(千葉県出身・佐渡ケ嶽部屋)と対戦することが決まった。終盤戦の土俵で、勢いに乗る若手有望株を迎え撃つ注目の一番となる。
対戦相手の琴栄峰は22歳。身長184センチ、体重142キロと恵まれた体格を持ち、右四つからの力強い寄りを得意としている。今場所は序盤から非常に好調で、10日目を終えた時点で8勝2敗の好成績を挙げ、早々に勝ち越しを決めている不気味な存在だ。
両者のこれまでの対戦は、幕内と十両の土俵でそれぞれ1度ずつあり、いずれも朝乃山が勝利を収めている。過去負けなしとデータ上の相性は抜群に良いものの、今場所の琴栄峰の充実ぶりや若さを考えれば、決して油断は許されない。
朝乃山も琴栄峰も「右四つ」を絶対の武器とするため、この一番は「相四つ」の力強い攻防が予想される。勝負の最大の鍵は、22歳の若き力が勢いに任せて前に出てくるのをしっかりと受け止め、元大関の卓越した技術と圧力でいかに素早く自身の十分な形を作り上げるかだ。過去の好相性を自信に変え、盤石の四つ相撲で新鋭の勢いを完全に封じ込めたい。


