朝乃山、豪快な上手投げで3勝目!曲者・欧勝馬を返り討ち

大相撲秋場所(両国国技館)は9月16日、4日目の取組が行われ、東前頭6枚目の朝乃山は、西前頭5枚目の欧勝馬(モンゴル出身、鳴戸部屋)を上手投げで破り、今場所の成績を3勝1敗とした。前日の初黒星を引きずらない、見事な白星先行だ。

相手の激しい攻めを冷静に封じ込める、元大関の技術と落ち着きが光った。立ち合いから激しくぶつかると、欧勝馬の強烈な喉輪攻めをものともせずに得意の右をねじ込み、素早く左で深く上手を引く。盤石の「右四つ・左上手」の体勢から強く引きつけると、相手の腰が伸びて土俵際で完全に棒立ちとなった。最後は強引に寄り切るのではなく、必死に残そうとする相手の力を巧みに利用し、タイミング良く鮮やかな上手投げを一閃。先場所に続き、またもや曲者を豪快な投げで退けた。

良い流れを作って迎える序盤戦の山場、5日目は東前頭8枚目の尊富士(青森県出身、伊勢ケ浜部屋)と対戦する。尊富士も4日目を終えて3勝1敗と星を伸ばしてきている。過去の対戦成績は朝乃山の2勝1敗(幕内に限れば1勝1敗)だが、先場所は悔しい逆転負けを喫した因縁の相手。この日の見事な四つ相撲の感覚をそのままに、難敵の突き押しを封じ込めて連勝を飾り、中盤戦へ向けてさらに勢いを加速させたい。

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