
大相撲名古屋場所(IGアリーナ)は初日の7月12日、朝乃山が、西前頭9枚目の翔猿(東京都出身、追手風部屋)を突き倒しで破り、見事な白星発進を決めた。
先場所(夏場所)で負傷と休場の原因となった因縁の相手に対し、最高のかたちで雪辱を果たした。立ち合い、両手を出して鋭く突っ込んできた翔猿の攻めを冷静に見極めると、朝乃山は自らの強烈な圧力で逆に土俵際まで突き放す。相手の機動力を完全に封じ込め、反撃の隙を一切与えずに一気に勝負を決める圧巻の相撲だった。
ケガを乗り越えて迎えた今場所、幸先の良いスタートを切って勢いに乗る2日目は、東前頭11枚目の若ノ勝(栃木県出身、湊川部屋)と対戦する。初顔合わせとなる相手だが、初日に見せた力強い前傾姿勢と圧力を継続し、目標の2桁勝利へ向けて連勝を狙う。

