朝乃山、執念の「右四つ」でリベンジ成功!巨漢・金峰山を寄り切り3勝2敗

大相撲夏場所5日目は5月14日、東京・両国国技館で行われ、東前頭10枚目の朝乃山は、西前頭11枚目の金峰山(カザフスタン出身・木瀬部屋)を寄り切りで下した。先場所の終盤に連勝を止められた因縁の相手に対し、元大関の貫禄を見せつける勝利。通算成績を3勝2敗とし、再び白星を先行させた。

まさに「完勝」と言える内容だった。立ち合い、朝乃山は迷わず真っ向からぶつかると、すぐさま得意の右四つの形を作り、間髪入れずに左上手をがっちりとつかんだ。195センチ、179キロという金峰山の規格外の巨体に押し戻される場面もあったが、朝乃山に焦りはなかった。生命線の上手を強く引きつけ、相手の反撃を封じると、そのまま力強く一気に寄り切った。

先場所、4連勝中だった自身の勢いを止められた難敵を相手に、同じ轍(てつ)は踏まなかった。15日間の戦いの中で序盤戦を白星で締めくくった意味は大きく、中盤戦以降の快進撃を予感させる一番となった。

連勝を狙う6日目の15日は、東前頭12枚目の獅司(ウクライナ出身、雷部屋)と顔を合わせる。前日の展望でも触れた通り、身長192センチを誇るウクライナ出身の大型力士だ。過去2戦全勝と得意にしている相手だが、今場所の好調な流れを維持するためにも、この日見せた盤石の四つ相撲で確実に仕留めたいところだ。

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