
大相撲秋場所(両国国技館)は9月14日、2日目の取組が行われ、東前頭6枚目の朝乃山は、西前頭7枚目の錦富士(青森県出身、伊勢ケ浜部屋)を豪快なすくい投げで下した。これで初日からの連勝を飾り、通算成績を無傷の2勝0敗とした。
近畿大の後輩にあたる実力者との一戦。立ち合いから土俵を大きく使って激しく動き回る錦富士に対し、朝乃山は決して焦ることなく、持ち前の出足の良さでピタリとついて行った。勝負が決まったのは一瞬の隙。錦富士がもろ差しの体勢になろうと強引に前へ出てきたところを見逃さず、タイミング良く豪快なすくい投げを一閃。相手の動きを冷静に見極め、自身の力を確実に伝える元大関の技術の高さを見せつけた。
無傷の2連勝と波に乗って迎える3日目は、東前頭5枚目の狼雅(ロシア出身、二子山部屋)と対戦する。狼雅は2日目を終えて1勝1敗の成績。互いに右四つを得意とする「相四つ」の攻防となるが、先場所圧勝した良いイメージと今の連勝の勢いをそのままぶつけ、序盤戦の主導権を完全に握る3連勝を狙いたい。

