
大相撲名古屋場所(IGアリーナ)11日目の取組が7月21日発表され、東前頭10枚目の朝乃山は、西前頭13枚目の尊富士(青森県出身、伊勢ケ浜部屋)と対戦することが決まった。終盤戦の星を左右する、大きな山場となる大一番だ。
対戦相手の尊富士は27歳。身長187センチ、体重148キロの体格から繰り出す、鋭く強烈な突きと押しを最大の武器としている。2024年の春場所では110年ぶりとなる歴史的な「新入幕優勝」を果たした屈指の実力者であり、今場所も10日目を終えた時点で8勝2敗と好調をキープしている。最高位は前頭4枚目と、決してあなどれない強敵だ。
しかし、両者のこれまでの対戦成績は、十両と幕内で1度ずつ顔を合わせており、いずれも朝乃山が勝利している。相手がどれほど勢いに乗っていようとも、データ上の相性は朝乃山に軍配が上がる。
勝負の鍵は、尊富士の勢いある猛烈な突き押しをまともに受けず、いかに自分のペースへ引き込むか。過去2戦全勝の自信を胸に、立ち合いから圧力をかけて自身の必勝パターンである右四つの形へと持ち込みたい。優勝経験もある難敵を退けて、終盤戦に向けてさらに勢いを加速させることが期待される。


