
日本相撲協会は3月21日、いよいよ最終日となる千秋楽の取組を発表した。
朝乃山関は、西前頭筆頭の義ノ富士(熊本県出身・伊勢ケ浜部屋)と対戦することが決まった。15日間の激闘を締めくくる土俵で、上位陣で奮闘する若手力士と初めて顔を合わせる。
対戦相手の義ノ富士は熊本県出身の24歳。身長185センチ、体重160キロの恵まれた体格を持ち、自己最高位である前頭筆頭まで番付を上げてきた成長株だ。今場所は14日目を終えた時点で6勝8敗と負け越しが決まっているものの、上位陣との厳しい対戦を経験して地力をつけている決して侮れない存在である。
両者の対戦は今回が全くの初顔合わせとなる。朝乃山にとって勝負の鍵となるのは、やはり立ち合いの組み手争いだ。義ノ富士は朝乃山と同じく右四つからの寄りを得意としており、この一番は互いに同じ形を狙う「相四つ」の攻防となる。未知の相手に対し、どちらが先に得意の右を深く差し込み、左上手を引いて主導権を握るかが最大の焦点となる。
泣いても笑っても今場所最後の一番。上位陣で揉まれる若い前頭筆頭の挑戦を真っ向から退け、元大関としての貫禄を示して有終の美を飾る白星を挙げられるか、千秋楽の熱い土俵が期待される。


