
日本相撲協会は3月18日、大相撲春場所12日目の取組を発表した。
朝乃山関は、西前頭17枚目の琴栄峰(千葉県出身・佐渡ケ嶽部屋)と対戦することが決まった。
終盤戦の星勘定を左右する土俵で、勢いのある若手力士を迎え撃つ一番となる。
対戦相手の琴栄峰は千葉県出身の22歳。西前頭5枚目の琴勝峰を実兄に持ち、土俵上での「四股が美しい」ことでも知られる注目のホープだ。身長184センチ、体重141キロの体格を生かした右四つからの寄りを得意としており、今場所は10日目を終えた時点で7勝3敗と大きく勝ち越しに王手をかけている好調な力士である。
両者の対戦は、互いに十両だった昨年11月の九州場所以来で、幕内の土俵では今回が初顔合わせとなる。前回の対戦では朝乃山が勝利を収めているが、幕内へと番付を上げて勢いを増す相手だけに決して油断はできない。
朝乃山と琴栄峰は互いに「右四つ」を絶対の武器とするため、今回の一戦は同じ組み手を狙う「相四つ」の攻防となる。立ち合いからどちらが先に得意の右を深く差し、左上手を引いて十分な体勢を築けるかが勝負の最大の焦点だ。元大関としての意地と経験を見せつけ、好調な若手の壁として立ちはだかることができるか、熱い一番が期待される。


