
日本相撲協会は3月17日、大相撲春場所11日目の取組を発表した。
朝乃山関は、西前頭15枚目の御嶽海(長野県出身・出羽海部屋)と対戦することが決まった。互いに上位復帰を目指す「元大関同士」の意地がぶつかり合う、ファン注目の好カードとなる。
2022年春場所から4場所にかけて大関に在位した実力者だが、先場所は7勝8敗と負け越し。今場所も9日目を終えて4勝5敗と黒星が先行しており、復調へ向けてもがきながら星を争っている状況だ。
両者の幕内での直接対決は過去13度あり、対戦成績は朝乃山の7勝6敗。かつて三役以上の舞台で幾度となくしのぎを削り合ってきた両者だけに、実力はほぼ互角と言っていい。朝乃山にとって勝負の鍵となるのは、やはり立ち合いから相手の出足をどう止めるかだろう。馬力のある御嶽海の突き押しをまともに受けず、いかに早く自身の必勝パターンである右四つの形へと持ち込めるかが焦点となる。
終盤戦へ向けてさらに星を伸ばし、上位進出への足固めをしたい朝乃山。酸いも甘いも噛み分けた元大関同士の、プライドを懸けた熱い土俵が期待される。


