令和5年5月場所番付は5月1日に発表されました。朝乃山は、東前頭14枚目。幕内の土俵で相撲を取るのは、2年前の5月場所以来のことになります。
一年間の謹慎休場で番付を三段目まで落とし、負けられないプレッシャーの中で一年かけて幕内まで戻ってきました。コロナ禍での混乱が続いた相撲界もようやく平常を取り戻しつつあり、巡業も通常通りに再開され、朝乃山も3年半ぶりに参加して関取衆との申し合いを意欲的にこなしました。また、各部屋への出稽古も解禁になりましたので、時津風部屋へ3年ぶりの出稽古に出向き、横綱照ノ富士とも稽古することが出来ました。3月場所後半の乱れた相撲を反省しつつ、前に出る圧力を高めるよう一番一番感覚を確かめながら稽古に取り組んでいます。
力士にとっても一番過ごしやすい風薫る5月夏場所、朝乃山の大関復帰そして横綱昇進へ向けての相撲は新緑が鮮やかな両国国技館にて14日(日)から開催されます。