朝乃山、力強い押し出しで阿炎撃破!勝ち越しに王手の7勝3敗

大相撲秋場所(両国国技館)10日目の22日、東前頭6枚目の朝乃山は、西前頭13枚目の阿炎(埼玉県出身、錣山部屋)を力強い押し出しで破った。通算成績を7勝3敗と伸ばし、待望の勝ち越しに向けて力強く王手をかけた。

前日の黒星を引きずらない、元大関の冷静さと懐の深さが光る見事な一番だった。立ち合いから阿炎が得意の回転の速い突き押しを繰り出してきたが、朝乃山は全く慌てることなく正面から突き返して応戦。焦った相手の苦し紛れのいなしにも微動だにせず、重い圧力で一気に土俵際へと追い詰めた。巧みに左をあてがって相手の突きの威力を完全に殺すと、最後は左からの強烈なはず押しで勝負あり。相手の良さを消し去る、盤石の試合運びを見せつけた。

今場所の勝ち越しを決める大一番となる11日目は、西前頭10枚目の金峰山(カザフスタン出身、木瀬部屋)と激突する。金峰山は10日目を終えて8勝2敗と非常に好調を維持している巨漢だが、過去の対戦成績は朝乃山の4勝1敗(幕内に限れば3勝1敗)と大きく勝ち越している好相性の相手だ。この日の阿炎戦で見せた冷静沈着な相撲勘と圧力をそのまま土俵にぶつけ、好調な難敵をねじ伏せて一気に勝ち越しを決めたい。

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