
大相撲秋場所(両国国技館)11日目の取組が9月22日発表され、東前頭6枚目の朝乃山は、西前頭10枚目の金峰山(カザフスタン出身、木瀬部屋)と対戦することが決まった。終盤戦の行方を占う重要な一番となる。
対戦相手の金峰山は29歳。身長194センチ、体重181キロの規格外の巨体を誇り、その体格を最大限に生かした重い突き押しを最大の武器としている。最高位は前頭3枚目の実力者であり、今場所は9日目を終えた時点で7勝2敗と大きく勝ち越しに近づいており、非常に好調を維持している難敵だ。
両者のこれまでの対戦成績は朝乃山の4勝1敗(幕内に限れば3勝1敗)と、データ上の相性は朝乃山が圧倒している。直近では今年5月の夏場所5日目に対戦しており、その際は朝乃山が得意の形を作って盤石の相撲で寄り切って快勝している。
勝負の最大の鍵は、194センチの長身から繰り出される強烈な突き押しをまともに受けないことだ。過去の対戦成績が示す圧倒的な自信と直近の勝利のイメージを胸に、立ち合いから先手を取って相手の圧力を下半身で受け止め、自身の必勝パターンである右四つの形へと素早く持ち込みたい。好調な巨漢を元大関の貫禄でどっしりと退け、終盤戦へ向けてさらに勢いを加速させる白星を掴み取ることが期待される。


