朝乃山、13日目は巨漢・金峰山と激突 規格外の「爆発力」に警戒

日本相撲協会は3月19日、大相撲春場所13日目の取組を発表した。
朝乃山関は、西前頭16枚目の金峰山(カザフスタン出身・木瀬部屋)と対戦することが決まった。いよいよ大詰めを迎える盤石の終盤戦に向けて、圧倒的なスケールを誇る難敵を迎え撃つ一番となる。

対戦相手の金峰山はカザフスタン出身の28歳。身長195センチ、体重173キロという恵まれた巨体を生かした、力強く重い突き押しを最大の武器としている。両者には浅からぬ縁があり、金峰山は2021年九州場所において、朝乃山と同じ「三段目最下位格付け出し」で初土俵を踏んだ。そこから所要わずか8場所で新入幕を果たし、朝乃山の所要9場所をしのぐスピード出世を遂げたポテンシャルの持ち主だ。

幕内では好不調の波が激しく大きく負け越すこともあるが、ひとたび勢いに乗れば手が付けられない。昨年の初場所では12勝3敗の好成績を挙げ、優勝決定巴(ともえ)戦に進出するなど、上位陣を丸飲みするほどの爆発力を秘めている。今場所は11日目を終えて6勝5敗という成績だが、決して侮れない不気味な存在だ。

とはいえ、過去の直接対決は朝乃山の3戦全勝(うち幕内で2勝)と、データ上は完全に朝乃山が圧倒している。勝負の鍵は、195センチの長身から打ち下ろされる強烈な突き押しをまともに受けないことだ。立ち合いから冷静に相手の圧力をいなし、いかに早く自身の必勝パターンである右四つの形へと持ち込めるか。相性の良さを生かし、巨漢のホープを退けて終盤戦の星をさらに伸ばしたいところだ。

金峰山  晴樹
出典:大相撲.jpより
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