朝乃山、十両優勝争いを３敗で追走
大相撲九州場所は12日目を迎え、朝乃山は、西十両8枚目の風賢央との一番に臨み、危なげない相撲で押し出し、通算成績を9勝3敗としました。
立ち合い、相手がもろ手突きで突き放しにかかるのに対し、朝乃山は左手を当てて力強く前進。出足の良さで相手に体勢を許さず、最後は右差しも効果的に使って風賢央を完全に土俵の外へ押し出す完勝でした。
優勝争いでは、西13枚目の藤凌駕（藤島部屋）が1敗で単独首位を堅持しています。これを2敗で追う力士はおらず、3敗で朝乃山のほか、西3枚目の大青山（荒汐部屋）、東5枚目の羽出山（玉ノ井部屋）の3人が優勝の行方を追っています。
