朝乃山、スピード出世の23歳・藤凌駕を迎え撃つ 過去2戦全勝も油断大敵

日本相撲協会は3月16日、大相撲春場所10日目の取組を発表した。
朝乃山関は、東前頭17枚目の藤凌駕(愛知県出身・藤島部屋)と対戦することが決まった。後半戦の星の潰し合いが激しさを増す中、勢いのある若手ホープを迎え撃つ一番となる。

対戦相手の藤凌駕は愛知県出身の23歳。身長180センチ、体重183キロの分厚い体格から繰り出す、馬力のある押し相撲を最大の武器としている。拓殖大時代に数々のアマチュアタイトルを獲得した実績をひっさげ、昨年春場所に幕下付け出しで初土俵を踏んだ。そこから所要わずか4場所で関取昇進を果たすなど、目覚ましいスピード出世を遂げている。新入幕を果たした今場所は、まだまげが結えない“ざんばら髪”の姿で土俵に上がり、8日目を終えて5勝3敗と上位陣を脅かす堂々たる成績を残している。

両者の過去の対戦は、藤凌駕が十両および幕下時代に1度ずつ顔を合わせており、いずれも朝乃山が勝利を収めている。幕内の土俵では今回が初顔合わせとなるが、過去のデータでは朝乃山に分がある。

勝負の鍵は、やはり立ち合いの攻防だ。朝乃山としては、若さと勢いに乗る183キロの強烈な突き押しをまともに受けず、いかに自分のペースで得意の右四つの形に持ち込めるかが問われる。後半戦を優位に進めるためにも、フレッシュな新星の挑戦を真っ向から退け、元大関としての確かな地力と貫禄を土俵上で示したいところだ。

藤凌駕  雅治
出典:大相撲.jpより
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