
大相撲九州場所6日目(11月14日)の十両以下の取組が13日発表され、朝乃山は、東十両7枚目の尊富士(青森県出身・伊勢ケ濱部屋)と対戦します。
尊富士は、青森県出身の26歳。身長184センチ、体重151キロの体格を生かし、突き・押しを得意とする力士です。今場所は5日目まで朝乃山と同じく3勝2敗と星を並べています。
尊富士は、2022年秋場所に初土俵を踏み、2024年春場所では110年ぶりとなる新入幕での初優勝を果たしたことで知られる実力者です。
その優勝を決める上で唯一黒星を喫した相手が、朝乃山でした。2024年春場所の14日目、「勝てば優勝」という状況で朝乃山と顔を合わせ、朝乃山がその優勝を阻止するかたちで完勝し、元大関としての貫禄を見せつけました。
十両戦線で再び顔を合わせる両者。過去の因縁を持つこの注目の一番は、十両の優勝争いを占う重要な取組となりそうです。


