
日本相撲協会は11月7日、大相撲九州場所(11月9日初日・福岡国際センター)の取組編成会議を開き、西十両4枚目の朝乃山は、初日の取組相手が、東十両5枚目の羽出山(玉ノ井部屋)に決まった。
朝乃山は、昨年名古屋場所以来となる幕内復帰を懸け、勝負の15日間に挑む。
十両復帰を果たした先場所で朝乃山は羽出山を押し出しで破っており、相性は良い。また、左膝の大けがから復帰した春場所から4場所連続で初日を白星で飾っており、今場所も好発進が期待される。
現在、福岡で稽古を積む朝乃山は、4日には出稽古に来た横綱・豊昇龍と10番相撲を取り、2勝8敗ながら手応えをつかんだ。年納めの今場所で2桁勝利を達成すれば、来年初場所での幕内復帰が現実味を帯びる。


