
大相撲秋場所(両国国技館)9日目の9月21日、東前頭6枚目の朝乃山は、東前頭4枚目の隆の勝(千葉県出身、湊川部屋)に引き落としで敗れた。勝ち越しへの王手をかけることはできず、通算成績は6勝3敗となった。
過去6勝1敗と好相性の相手だったが、思わぬ落とし穴が待っていた。立ち合いで隆の勝の強烈な喉輪攻めを受け、上体が大きくのけ反る苦しい展開に。それでも元大関の意地で必死に圧力をかけて前に出ようと応戦したが、そこを相手に巧みにいなされてしまう。前に出ようとする上半身に対して足がついていかず、無念にも土俵へバッタリと倒れ込んだ。
痛恨の黒星となったが、依然として星は大きく先行している。気持ちを切り替えて臨みたい10日目は、西前頭13枚目の阿炎(埼玉県出身、錣山部屋)と対戦する。長い手足を生かした強烈な突き押しを武器とする難敵だ。この日の敗戦を引きずることなく、立ち合いから相手の回転の速い突っ張りを下半身でどっしりと受け止め、自身の必勝パターンである右四つの形へと素早く持ち込みたい。再び白星を掴み取り、勝ち越しへの王手をかけることが期待される。

