
大関時代以来の苦しいスタート
大相撲九州場所2日目(11月10日)、朝乃山は、西十両5枚目の栃大海に押し出され、初日から2連敗を喫しました。
朝乃山は相手の激しい突きを巧みにいなし、いったんは土俵際まで栃大海を押し込みました。しかし、ここで決めきれず、逆にのど輪攻めで激しい逆襲を受けると、こらえきれずに土俵を割ってしまいました。
初日からの2連敗は、朝乃山にとって東大関だった2020年秋場所(9月場所)以来の苦しいスタートとなります。
幕内復帰を目指し、大事な土俵が続く朝乃山ですが、早くも星勘定で厳しい状況に追い込まれました。3日目以降、本来の力を発揮し、巻き返せるかに注目が集まります。

