
大相撲秋場所(両国国技館)14日目の9月26日、元大関で東前頭6枚目の朝乃山は、西関脇の藤ノ川(京都府出身、伊勢ノ海部屋)に突き落としで敗れ、通算成績は10勝4敗となった。
勝機が十分にあっただけに、痛恨の逆転負けとなった。立ち合いから主導権を握った朝乃山は、力強く攻め込んで関脇の藤ノ川を一気に土俵際まで追い詰める。しかし、勝負を決めようとした瞬間に相手の巧みな動きに屈した。藤ノ川が差し手を抜きながら素早く左へ逃げると同時に放った突き落としをまともに受け、前のめりに体勢を崩して無念にも土俵へ手をついた。
連日の役力士撃破とはならなかったものの、すでに2桁勝利を達成しており、前へ出る圧力や状態の良さは決して失われていない。気持ちをしっかりと切り替え、15日間の集大成となる明日の千秋楽では、元大関らしい力強い四つ相撲で有終の美を飾る白星を掴み取ってほしい。

