
トップ藤凌駕との全勝対決に挑む
大相撲九州場所14日目(11月22日)の十両以下の取組が21日発表され、朝乃山は、優勝争いの単独トップを走る西十両13枚目・藤凌駕(愛知県出身・藤島部屋)と激突することが決定しました。
現在10勝3敗の朝乃山にとって、12勝1敗の藤凌駕に土がついたとしても、この一番で敗れれば優勝の可能性が消滅する正念場。勝って、千秋楽に逆転優勝の望みをつなぎたいところです。
両者の対戦は、藤凌駕が本名の「五島」を名乗っていた今年の名古屋場所に、幕下で一度組まれています。この時は朝乃山が上手出し投げで勝利を収めています。
朝乃山は、再々入幕の目安とされる10勝を既に挙げていますが、今場所は十両上位陣が軒並み勝ち越しを決めており、番付の状況からみて再入幕を確実にするためにもう1勝をしておきたい状況です。
優勝争い、そして来場所の番付を左右する、さまざまな意味で極めて重要な大一番となります。


